2008-01-01から1年間の記事一覧

M2のサブカル批評 2008 Part.3

TBSラジオ「アクセス」で放送された宮崎哲弥&宮台真司、両氏によるサブカル談議の文字起こし。Part.3はテレビ業界についてです。 宮崎:今のテレビはいよいよ経費というのが深刻な問題になってきて、視聴率至上主義が壊れようとしている。視聴率が取れても…

M2のサブカル批評 2008 Part.2

TBSラジオ「アクセス」で放送された宮崎哲弥&宮台真司、両氏によるサブカル談議の文字起こしです。Part.2は秋葉原通り魔殺人事件について。 渡辺:宮崎さんは何かありますか?宮崎:秋葉原事件をとりまく活動みたいなのがロスジェネ論壇とか若い子達の間で…

M2のサブカル批評 2008 Part.1

TBSラジオ「アクセス」で年末恒例の宮崎哲弥&宮台真司、両氏によるサブカル談議が今年も放送されました。昨年に続き今年も放送を文字おこし致します。 宮台:ずっと申し上げてますが、観察するほどのことはありません。本当はサブカルの話なんてしている場…

ミチコとハッチン 7話「雨におちるモノトーン」

不安や寂しさからというところもあるでしょうが、キザ男に惚れるような女性じゃないというイメージがあって、常に違和感がまとわりついていました。ヒロシを探し始めたばかりというところで、この話はちょっと早急な感じもします。2人のすれ違いが決定的にな…

M-1グランプリ 2008

TV

NON STYLEが優勝ということですが、好みに合わなかったのか、あまり引き込まれず、大して面白いとは思えませんでした。漫才というところだを考えるとNON STYLEは確かに技術もあったので、ネタ形式がほとんど変わらないナイツと、キャラ性の強いオードリーは…

風のガーデン 10「ユーフォルビア」

偽装結婚をすることについて、おじいちゃんが「悪い事かどうかは分かりません」ということを言いましたが、この一言が無かったら、このドラマの評価を大きく下げるところでした。優しさは愛すべき行為ですが、その行為は自己満足に過ぎません。優しさからで…

相棒7 「レベル4〜前篇」

年始スペシャルを前に卒業はちょっと早いような。殉職の空気もありましたが、冒頭の「いつもの亀山くんなら〜」、予告の美和子の荷造りシーンから見ると、退職して何かをやろうとしているようにも思えます。兼高の後を継いで海外で活動でもするのでしょうか。

来週のたかじんのそこまで言って委員会に田母神俊雄元航空幕僚長が出演

今週は中山成彬前国交相が出演していましたが、来週は田母神俊雄元航空幕僚長が出演するようです。

キャシャーン Sins 7話「高い塔の女」

滅多に見られないような、女性が上を見上げる動作を固定で正面から捉えたカットが印象的。 キャシャーンを眠らせる時に髪をほどかせたのは、エロチックな演出にしたかったのでしょうか。次のシーンでは束ねられていて、鐘を鳴らす時にはほどかれていて、統一…

伊集院光、岡田斗司夫に軽く謝る

3週間ほど前のことになりますが、伊集院光 深夜の馬鹿力のコーナー途中のトークでテレビ朝日系列放送のQさま!!にて岡田斗司夫さんと共演した事を触れ、あいさつの時に「なんかすいません、ラジオの時は病気になってるんです」というような感じで謝ったことを…

鉄のラインバレル 5話「明日への道標」

今回、特に思ったのは、今までにも本編に登場していますが、遠藤シズナ(CV:植田佳奈)の関西弁とあのノリ、声質が、大運動会の一乃(CV:久川綾)にとてもよく似ているということ。

YOSHIMOTO DIRECTOR'S 100 10月分

今月から吉本芸人100人の撮った映画が毎週2本放映される番組がスタート。初回は見逃してしまったので2週目からのちょっとした感想。 山崎邦正監督「HERO」 脚本・助監督:内田準也 お笑いの要素は殆ど無く、自分はヒーローだと思い込んでいる男の悲しいお話…

相棒7 「還流〜密室の昏迷」「還流〜悪意の不在」

海外で相棒が活躍する話だと思っていたんですが、海外に行ったのは寺脇さんだけ。まぁ、よくよく考えれば特命係が海外に行くということ事体考えられないので、当然といえば当然。 今回は食糧支援を巡るお話でしたが、現実的に中国や北朝鮮の食糧支援が一般市…

森岡正博×宮台真司×武田徹 なぜ日本人は結婚しなくなったか 第2部 ノーカット版 Part.2

Part.1の続き

なぜ日本人は結婚しなくなったか 第2部 ノーカット版 Part.1

某所でマル激の第386回、森岡正博×宮台真司×武田徹、3氏の対談がテキスト化されていて、結構な数ブックマークがされていますが、編集されている文章が実際に聞いたのとちょっと印象が違うなという感じがしたので、ほぼ編集なしのものを転載します。第一部も…

水曜ノンフィクション

TV

特集内容は良かったんですが、何週かに渡り放送するような形で、それぞれの問題をもう少し掘り下げて欲しいと思います。

鉄のラインバレル 3話

もうちょっとコメディのあざとさをなんとかしてくれれば、文句無し。 しかし、依然として世界観が分からずじまい。今回分かったのは、敵の組織がよくあるヒーローものみたいに、親玉がいて、その下に何人かの個性的な手下がいるということ。 順調に早瀬が成…

ブラッディ・マンデイ 1話

少年漫画的な内容かと思っていたんですが、結構な作り込みようでびっくりしました。TBSがドラマにこんなに力を入れているのは珍しいような。メインキャストより、脇を固める役者陣がいい。

喰霊-零- 1話

特殊部隊の活躍を描くアニメなのかな、だけどこれだけではつまらないなぁと思いながら見ていたら、あの急な展開、そして無音のED。次も見てみようと思わせる手法自体は良いのですが、この自ら設定したハードルを越えるような展開が待っているのかちょっと不…

鉄のラインバレル 1話「クロガネと少年」

大量の血が服にべったりついているのに、一切触れられないというのが気になりました。 歪んだ正義感を持っている痛々しい主人公の成長ストーリーという方向になると思うんですが、とりあえず世界観が全く分からないので、そこら辺の説明を巧く物語に編み込ん…

ワールド・デストラクション 総評

中学生が考えたような世界観を何とか形にしてみました。というような内容。結末は意外性はあったけど、腑に落ちない点も色々。納得ができないといえば、モルテが、最終的にこの世界で生きると決断した理由が、夢の中の両親に説得されたから。ということにな…

薬師寺涼子の怪奇事件簿 総評

キャラは使いやすいし、如何様にも物語が作れるような設定なのに、1クールで終わるのはもったいない。ルパンとまではいかないでしょうが、こういう大人向けの作品が23時〜1時ぐらいの間で長く放送されていれば、それなりに一般層に定着するようにも思うんで…

白と黒 総評

序盤あたりはおっ!と思えたんですが、結局昼ドラ的愛憎劇に終始していて、狭い世界の話で綺麗に終わってしまった。まぁ、世界観が壮大過ぎてもいけないと思うのでこのあたりは難しいところですが。岡崎由紀子さんの脚本回がいいなと思ったんですが、それが…

マクロスF 総評

岡田斗司夫さんがGyaoのひとり夜話で、7話を見て、これ以上面白くなる事はないなと思って視聴を中止したと語っていましたが、振り返ってみたら確かにそこら辺がピークだったかなと思います。中盤あたりから同じような展開を、ちょっと状況を変えて繰り返しや…

NHKスペシャル シリーズ 戦場 心の傷「兵士はどう戦わされてきたか」「ママはイラクへ行った」

TV

戦争体験が残す心の傷を追ったドキュメンタリー。 まだPTSDという病気が無かった頃、治療のため電気ショックを使って無理矢理治そうとしていた光景はおぞましかった。第2夜は戦場に行き、子供を愛せなくなった母親兵士を追う内容。充分に戦争の恐ろしさを伝…

新作アニメ「蒼天航路」

http://www.janica.jp/soutenkoro.html JAnicAのHPより。原案・李學仁/漫画・王欣太「蒼天航路」がTVアニメ化。原画マンの募集をしています。 総監督:芦田豊雄 監督:冨永恒雄 キャラクターデザイン:梅原隆弘、加野晃、シンディー山内、吉田大輔、林祐一郎…

ケータイ捜査官7「圏外の女」(前・後編)

監督・脚本:押井守 スッキリ・クロラでも寺山修司の言葉が使われていて、ここでもか!と思ったんですが、一風変わったロードムービーとしてとても面白かったです。この作品は一応子供向けということで、ギャグなんかも挟んでたりしましたが、基本的には寺山…

からっぽの湖

作:桝野幸宏 演出:G2 出演:松尾貴史/片桐仁/坂田聡/菅原永二/ぼくもとさきこ/久保酎吉/田中美里回想の場面転換の仕方は面白かった。ストーリーは実際に有ったんじゃないかと思うような話で、暗い部分もありながら希望的なラスト。心霊・超常現象や未確認…

第21回全日本高校・大学ダンスフェスティバル

TV

文部科学大臣賞を受賞した岡山大の「井の蛙」がとても面白かった。6人が6つに仕切られたせまい枠の中で踊り、小さい自分にもがき苦しむさまを表現するというもので、少人数であることを逆手にとった見事な演出。

白と黒 7週目

まだ裏が何かあるかもしれませんが、聖人が折れる形で善人になってしまったのにはがっくり。