国民民主党・玉木代表&経済学者・飯田泰之さんの対談メモ その2「日本に必要なのは未来への投資」
国民民主党youtubeチャンネルの番組「こくみんトーク」で、玉木雄一郎代表と近藤和也議員が明治大学政治経済学部准教授の飯田泰之さんが対談。第2回の財政政策を中心とした議論から、玉木代表の発言を中心としたメモ。
(玉木)
財政を出すべき時に出さないで、それで未来の原資を奪ってしまうことが一番日本にとってマイナス。こども国債を発行しようと前から言っているのは、借金してでも未来の成長、未来の税収増に繋がる分野は躊躇なく国債発行をしてでも支出をすべきということ。
平成の30年間で予算規模は1.7倍になったけど、大部分は社会保障の自然増で、教育や科学技術は横ばいなんです。OECDで比べてみると、家族向けの支出は対GDP比で少ない。社会のあり方が変わってくる中で、徹底的に入れなきゃいけない。
(飯田)
あと、コンクリートに対しても投資しなきゃいけない。日本で収益率の高い公共事業案件があって、それは何かといったら老朽化した公共インフラの改修。人もコンクリートもというのが必要とされている予算措置。
(玉木)
私もそう言っていて、教育・科学技術・防災をはじめとした社会インフラに今後20年間で約300兆の投資をする。未来投資国債みたいなカテゴリーを作って、財政法上の公債発行対象を広げて投資していかないと日本は成長できない。