ドラマ

銭ゲバ 最終回 考察

まず、率直に思うのが、よくこの内容をテレビで放送できたなということです。まさに、この時代に出るべくして出たというような作品で、“金”と“人間”を巡る倫理を抉り出した佳作だったと思います。感想を色々見ていたら、あれは風太郎の想像じゃなくて緑の想…

銭ゲバ 5話

何もしなくても安泰の道が待っているのに、わざわざ危険な橋を渡ったことを少し疑問に思いましたが、こうするしかないと思い込んでいたということにしておきます。三國社長と枝野が死んだ後の一連のシーンは、今までの自分が否定されるので、感じてしまった…

2008年 アニメベスト10&ドラマベスト8

順位だけですが08年の私的ベストです。 アニメベスト10 1位 カイバ 2位 神霊狩/GHOST HOUND 3位 墓場鬼太郎 4位 true tears 5位 屍姫 赫 6位 イタズラなKiss 7位 マクロスF 8位 ワールド・デストラクション 〜世界撲滅の六人〜 9位 RD 潜脳調査室 10位 喰霊 …

風のガーデン 10「ユーフォルビア」

偽装結婚をすることについて、おじいちゃんが「悪い事かどうかは分かりません」ということを言いましたが、この一言が無かったら、このドラマの評価を大きく下げるところでした。優しさは愛すべき行為ですが、その行為は自己満足に過ぎません。優しさからで…

相棒7 「レベル4〜前篇」

年始スペシャルを前に卒業はちょっと早いような。殉職の空気もありましたが、冒頭の「いつもの亀山くんなら〜」、予告の美和子の荷造りシーンから見ると、退職して何かをやろうとしているようにも思えます。兼高の後を継いで海外で活動でもするのでしょうか。

相棒7 「還流〜密室の昏迷」「還流〜悪意の不在」

海外で相棒が活躍する話だと思っていたんですが、海外に行ったのは寺脇さんだけ。まぁ、よくよく考えれば特命係が海外に行くということ事体考えられないので、当然といえば当然。 今回は食糧支援を巡るお話でしたが、現実的に中国や北朝鮮の食糧支援が一般市…

ブラッディ・マンデイ 1話

少年漫画的な内容かと思っていたんですが、結構な作り込みようでびっくりしました。TBSがドラマにこんなに力を入れているのは珍しいような。メインキャストより、脇を固める役者陣がいい。

白と黒 総評

序盤あたりはおっ!と思えたんですが、結局昼ドラ的愛憎劇に終始していて、狭い世界の話で綺麗に終わってしまった。まぁ、世界観が壮大過ぎてもいけないと思うのでこのあたりは難しいところですが。岡崎由紀子さんの脚本回がいいなと思ったんですが、それが…

ケータイ捜査官7「圏外の女」(前・後編)

監督・脚本:押井守 スッキリ・クロラでも寺山修司の言葉が使われていて、ここでもか!と思ったんですが、一風変わったロードムービーとしてとても面白かったです。この作品は一応子供向けということで、ギャグなんかも挟んでたりしましたが、基本的には寺山…

白と黒 7週目

まだ裏が何かあるかもしれませんが、聖人が折れる形で善人になってしまったのにはがっくり。

白と黒 5週目

サリナとの別れ等、涙を誘うような展開が続く。 今後重要になってくるのが4年前に聖人が家を出て行った理由。聖人は家族の平穏を守るために出て行き、その為に大事なものを失ったと言うが果たして何があったのか。やはり父親に秘密が。という展開だろうか。

白と黒 4週目

小林研究員の童貞喪失やらなんやらあって、聖人の目的が明らかになりました。聖人の気持ちは分かるんですが、姑息な手段で貶めようとするやり方はあまり好きではありません。これから章吾と聖人が礼子を取り合うという展開と母親の話が並行して進んでいくと…

四つの嘘

話の内容と音楽も含めた演出がほとんどマッチしておらず、ずっと変な感覚があります。 満希子の娘が隠れてアキバ系アイドルをやっているという変な設定は、原作者でもある脚本家が考えたのでしょうか、演出家が考えたのでしょうか。どちらにしろ、そういった…

白と黒 10〜15話

一葉の押し付けがましい善意が10話で露呈しました。 これは実際に言った言葉ではありませんが、要するに、「あなた(礼子)が可哀想だから、善人の私が自分の気持ちを殺してまで親切にしているのに、なぜ私の思ったとおりにならないの?」という事です。それ…

白と黒 2週目

普通の昼ドラみたいになってきて、ちょっと心配。 湿原地の件においての、聖人の行動の真意というのがいまいち不明瞭。珠江を発情させてしまったことに責任を感じたのか、素直に父親を助けようと思ったのか、それとも別の意図があるのか・・・。父は汚い金が…

白と黒が面白い

先週から始まった昼ドラ「白と黒」がメディアではなかなか描きにくい、描くのが難しいテーマに挑戦しようとしていて、とても興味深く見ています。概要は公式HPかウィキペディアを見ていただければ分かると思うので書きませんが、この作品のテーマはタイトル…

ゴンゾウ 1話

脚本は相棒でもおなじみの古沢良太。監督は相棒で1回監督をやった猪崎宣昭。水9の枠より金曜深夜の枠のほうが相応しいような一風変わった刑事ドラマ。 いきなりスパロボが出て来たり、ニコラス・ペタスだったり、なんともマニア向けなところも。 相棒のよう…

パズル 1話

どことなくTRICKと似ている。 ミステリーというより題名が示すとおり暗号解きがメインになる感じなんでしょうか。それほど面白さを感じませんでしたが、今期は他に見るドラマがないので気楽に見れるこの作品を見続けることにしよう。

ケータイ捜査官7 第1話「ケータイ、歩く!?」

脚本:冨岡淳広 監督:三池崇史 強引なところとか、敵役があからさま過ぎるというところもありましたが、CGもトランスフォーマーばりであったし、なによりフォンブレイバー萌えで早くもはまりそうです。人の力を借りないとほとんど何も出来ないというところ…

相棒6 「新・Wの悲喜劇」

時間帯もあってか喜劇の面が強かったですが、なかなか生々しく、深く掘り下げれば映画の1本でもできそうな内容でした。

相棒? 「ついている女」「狙われた女」

サスペンス、警察ドラマとしては面白かったけど、生まれ変われるということをちょっと全面に出しすぎていたところはあまりよろしくなかった。もちろん希望を見せる、生まれ変われる可能性を提示する事は大事で「ついてない女」の時はちょうどよかったんです…

鹿男あをによし 1話 演出:鈴木雅之

原作未読。まだ序章という感じで、目立って面白いところはなく一風変わった学園ドラマという印象。まぁ、まだこれから物語が動くようなのでテンポよく面白くなる事を期待しています。

NHKスペシャル ドラマ「感染爆発〜パンデミック・フルー」

脚本:林宏司 演出:望月良雄 中国で10日に鳥インフルエンザの人から人への感染例が初めて確認されたというニュースがありましたが、このドラマは日本で新型インフルエンザが感染、拡大したら一体どのような事態が起こるのか?をシミュレーションしたドラマ。…

未来講師めぐる

過去ときたら未来ということで、20年後の姿が見えるという能力を持つ深田恭子演じる女性講師が主人公ということなんですが、10分ぐらいで飽きてしまいました。スシ王子の方がまだぶっ飛んでいた分面白かった。

あしたの、喜多善男 1話

脚本:飯田譲治 監督:下山天 最近のドラマの傾向と反対的な硬派な悲喜劇ドラマ。最近のドラマに辟易しているような人でも楽しめるかもしれません。個人的には大いに楽しめました。

モップガール 最終回

続編を作るならこの終わり方でもまぁ納得は出来るんですが、最終回として見た場合中途半端すぎる。シリーズ化を最初から予定して作っているのでしょうか。全体的に話自体はわりとオーソドックスで、そこだけに焦点を当てると凄く面白いというわけではないん…

相棒 season6 第7話「空中の楼閣」

個人的に初回以降いまいちだと思う回が続いていたんですが、ようやく面白くなってきました。 企業の環境汚染を問題とする社会派ストーリーというより、ケータイ小説批判というか、エンターテイメント性の強い本ばかり売れて、読まれるべきような本があまり読…

テレビ朝日開局50周年記念番組「点と線」

面白かったんですが、4時間以上の長編にも関わらず最後が駆け足気味になり、一番の見せ場であるはずの最悪な結末を迎えた事件の後のむなしさだったり、三原の悔しさや、それを知った鳥飼の思いだったりを回想で済ましてしまったのには不満が残ります。

モップガール 4話

【ゲスト】小出早織(品川真理役) 坂本真(塚田浩平役) 結末はともかく、事の真実は開始10分も経たずに分かってしまいました。同じような落とし方のドラマを見たことがあると記憶しているんですが、詳細は忘れてしまいました。 北川景子の演技は最初はキャ…

モップガール 1話

タイムリープして事件を解決する話。 細田守監督の「時をかける少女」を意識しているように思えました。演出手法が似ているところもあるし、主役の長谷川桃子もどことなく真琴っぽい。 最後の先生が子供を助けるシーンでは、結局あれで撃たれて、死んだとい…