2009-01-01から1年間の記事一覧
現在、毎週月〜木曜日にかけてNHK-BS2で「海のトリトン」、「愛少女ポリアンナ物語」放送中です。海のトリトンは前回のアニメ夜話でも取り上げられましたが、富野由悠季さんの監督デビュー作なので、まだ未見の方はこの機会に。 愛少女ポリアンナ物語は、199…
民主党は子供手当てとか社会保障改革をやるんだったら、いっそのことベーシック・インカムをやった方がいいと思います。http://www.dpj.or.jp/news/?search=%83x%81%5B%83V%83b%83N%83C%83%93%83J%83%80&releaseday1=&releaseday2=&baseline=一応、民主党内…
あるある災害ドラマ。災害を通じて主人公とその家族が成長し、家族・人との絆を再確認ってな話になるんでしょう。 災害ものは流行りなのかどうか知りませんが、主人公を女子中学生にしたこういう話を、わざわざ深夜放送のアニメでやる意義ってどこにあるの?…
公式HPの新房昭之監督のインタビューを読んで、今回は本気度が高いと感じたので期待して見たんですが、あまりやってることがいつもと変わらず、がっかり。 小細工というかシャフト的演出が物語の邪魔になっているのではないかと。 あえて正攻法で行くのでも…
僕はアキユキ、ハル、ザンバニ号のメンバーよりフルイチに共感していたところがあったので、こういう結末になってしまったのは残念です。フルイチが精神的に追い詰められていった一つの理由として、ハルのある種の残酷さ、無神経さにあると思うんですが、ま…
http://www.toei-anim.co.jp/tv/kuchu_buranko/監督:中村健治 キャラクターデザイン・総作画監督:橋本敬史 制作:東映アニメーション 奥田英朗原作の「空中ブランコ」がモノノ怪スタッフによりアニメ化。 イン・ザ・プールは読んでいるんですが、アニメ向…
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破は一言で言えば、エヴァの時代の終止を描いた物語。エヴァの時代は一言で言い表すのは難しいのですが、ざっくり言えば「心の不安」の時代だったと思います。精神科医の斎藤環さんはエヴァを成熟困難性がリアルに描かれている作…
http://www.videonews.com/news-commentary/0001_3/001104.php民主党の鳩山由紀夫代表の「故人献金」問題についての神保哲生・宮台真司両氏の見解が特別に無料で聞けるようになっています。
「攻殻機動隊」、「精霊の守り人」に続く、神山健治監督のTVシリーズ3作品目にして初オリジナル作品。これまでの作品はどちらかと言えば見る人を選ぶ間口が狭いところがあったんですが、今回は今までのやり方とは全然違う手法を使っていて、とにかく若い人を…
先週はサッカーで潰れたので、2週遅れ。まず、思ったのは凄く大仰な考え方を提示したなぁということ。 端的に言えば滝沢のやり方というのは、ノブレス・オブリージュ(高貴なるものの義務)で弱者ではあるが本来はポテンシャルが高かったり、能力のあるもの…
東海地方では最終回は来週。 この作品の参考になったのはサブカル・ニッポンの新自由主義―既得権批判が若者を追い込む (ちくま新書)なのではないかと氷川竜介さんがブログで書いてらっしゃいます。しかし、この本を読んでいることも十分考えられるんですが、…
出演:竹熊健太郎(編集家)、氷川竜介(アニメ評論家)、宮台真司(社会学者)コメント出演:林原めぐみ、三石琴乃、緒方恵美、長沢美樹 竹熊さんも宮台さんも試写映像を見たうえで語るものだと思っていたんですが、試写を見たのは氷川さんだけ。なので、「…
前回と今回の話は、エヴァ現象そのものを描いているように感じました。
実験体ザムドの暴走のところはエヴァを意識した作りで、エヴァを超えているかどうかと言えば微妙なんですが、これはこれで面白かった。このエヴァを意識したつくりは単純にパクリとかオマージュなのではなく、あえてやっていて、エヴァを意識しながらこの作…
もう一度お茶の間にアニメを 「東のエデン」神山健治監督 「東のエデンのどこがお茶の間向けだ」とか、「深夜放送なのに何を言っているんだ」という突っ込みが聞こえてきそうですが、僕はこういった短いインタビュー記事は、編集者の解釈で書かれたり、編集…
アニメ作品以外に何かモチーフになってるものはないだろうか?と少し調べてみたところ、ザムドやヒト型を造るためのヒルコというのが日本神話に登場する神の名前と同じで、ウィキペディア等によると、この神は不具の子で、葦の舟に入れられオノゴロ島から流…
垣巣がヒト型設楽さんを殺す時に、雨が止み、晴れたという演出が面白い。 普通だったら、小雨だったのが段々激しくなってきて、このシーンで雷をゴロゴロ鳴らすと思うんですが、そうではなかったのでおっ!と思いました。晴れの意味としては、「救済」、「希…
10分で断念(笑) 最初は面白く見れたんですが、情報量が多すぎて疲れてしまい断念してしまいました。
哲学的な面がある、SF連作短編集でとても面白かったです。
http://www.theatercompany-subaru.com/3rd_2008.html 同上。 畑澤聖悟さんは現役の高校教師だということで、かなりのリアリティ。 こうなってしまった場合、親が子供と向き合わなければならないというのはもちろんですが、いじめ自体は道徳・倫理教育をやっ…
NHK芸術劇場で放送されていたものを録画で視聴。 この素材で、ドラマ化か映画化して欲しいなと思いました。
内容とは関係ないんですが、この作品に関わっているアニメーターの方のmixi日記を偶然見つけて読んだら、その方は監督のやり方が気に入らなかったらしく、I.Gを飛び出してきたという事と、それに関しての文句が書いてありました。ただ、文句の内容が、僕とし…
爆発事件を起こしたのはルイコン教の信者 ザンバニ号のメンバーはルイコン教の信者ユンボだけがルイコン教の信者(公式HP用語集より) ひること共生するには考え続けなければならない
段々ハードになってきましたね。 覚書を更新。
2話までで感じたこの作品の成分は、「ナウシカ+もののけ姫+エウレカ+ちょっぴりエヴァ」。 TVアニメとしてだったら、通常の倍くらい予算を使っているだろうという映像のクオリティで、それだけでも見る価値ありです。
キャラクター 森美 咲 現実にどこか閉塞感を抱いている。全く素性が分からない男に運命を感じてついて行くような少しメルヘンな子。 滝沢 朗 セレソンNo.09。映画にかなり詳しい。何らかの事情で自ら記憶を消す。母親とは幼い頃に生き別れ? 近藤 勇誠 刑事…
舞台風景だけではなく、この作品の中の世界が現実世界の延長上にあるというのが興味深い。 今回、色々な情報が提示されたので以下に個人的なメモを記しておきます。
ズボンを貸して貰ったり、あんな行為で女性警官に見逃されたり、大使館うんぬんの件だったり、色々不自然なことが起こるのが気になりますね。滝沢朗には何か特殊な能力があったりするんでしょうか。
悪い意味で安定しちゃっているなという感じがします。mixiでちょこちょこアニメーターの日記を読んだりしているんですが、それを読むと仲間内ではあまり評判がよくない様子。
地上波であるにも関わらず、結構ハードなスプラッタ描写があり、よくOKが出たなと思いました。 演出に関して、枚数を抑えつつも画面に迫力を出そうという工夫が随所に見てとれて、ただ動かせばいいってもんじゃないということを芦田豊雄さんが見せ付けてくれ…