公式資料等から見る今回の国・県・自治体の口蹄疫対策の流れ Part.2

Part.1はこちら

詳しくは農林水産政策会議の資料・議事録をご参照ください。
http://www.maff.go.jp/j/kanbo/kihyo01/seisaku_kaigi/index.html

  • 5月26日

210例目〜218例目の疑似患畜を確認。農林水産省職員や都道府県の獣医師等の派遣(延べ7,320名)。自衛隊の派遣、約280名(延べ約4,240名)

  • 5月27日

219例目〜224例目の疑似患畜を確認。農林水産省職員や都道府県の獣医師等の派遣(延べ7,824名)。自衛隊の派遣、約280名(延べ約4790名)

郡司農林水産副大臣記者会見

  • 5月28日

口蹄疫対策特措法案成立
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100528dde041040037000c.html

口てい疫 9万頭余処分終わる
http://www.nhk.or.jp/news/html/20100528/k10014746411000.html

  • 5月28日

農林水産省職員や都道府県の獣医師等の派遣(延べ8,294名)。自衛隊の派遣、約280名(延べ約4,520名)

  • 5月29日

225例目〜232例目の疑似患畜を確認。農林水産省職員や都道府県の獣医師等の派遣(延べ8,770名)。自衛隊の派遣、約280名(延べ約5,070名)

  • 5月30日

233例目〜238 例目の疑似患畜を確認。農林水産省職員や都道府県の獣医師等の派遣(延べ9,226名)。自衛隊の派遣、約280名(延べ約5,360名)

赤松農林水産大臣が2度目の宮崎県訪問。

  • 5月31日

239例目〜247例目の疑似患畜を確認。農林水産省職員や都道府県の獣医師等の派遣(延べ9,659名)。自衛隊の派遣、約300名(延べ約5,670名)

  • 6月1日

鳩山首相が宮崎県を訪問。赤松農林水産大臣記者会見

248例目〜253例目の疑似患畜を確認。農林水産省職員や都道府県の獣医師等の派遣(延べ10,163名)。自衛隊の派遣、約280名(延べ約5,960名)

  • 6月2日

鳩山首相が辞意を表明。

254例目〜264例目の疑似患畜を確認。農林水産省職員や都道府県の獣医師等の派遣(延べ10,683名)。自衛隊の派遣、約280名(延べ約6,240名)

  • 6月3日

265例目〜269例目の疑似患畜を確認。農林水産省職員や都道府県の獣医師等の派遣(延べ11,216名)。自衛隊の派遣、約280名(延べ約6,520名)

郡司農林水産副大臣記者会見

  • 6月4日

えびの市、清浄化を確認。移動・搬出制限解除。

270例目、271例目の疑似患畜を確認。農林水産省職員や都道府県の獣医師等の派遣(延べ11,692名)。自衛隊の派遣、約280名(延べ約6,870名)

口蹄疫対策特措法案が施行。

赤松農林水産大臣退任記者会見

  • 6月5日

272例目〜274例目の疑似患畜を確認。自衛隊の派遣、約280名(延べ7,080名)

  • 6月6日

275例目の疑似患畜を確認。自衛隊の派遣、約280名(延べ7,420名)

  • 6月7日

276例目の疑似患畜を確認。農林水産省職員や都道府県の獣医師等の派遣(延べ12,905名)。自衛隊の派遣、約280名(延べ約7,760名)

  • 6月8日

菅新内閣発足。山田正彦農林水産副大臣農林水産大臣に就任。

277例目〜279例目の疑似患畜を確認。農林水産省職員や都道府県の獣医師等の派遣(延べ13,329名)。自衛隊の派遣、約280名(延べ約8,040名)

  • 6月9日

第3回口蹄疫対策本部開催

  • 6月10日

川南町から約50キロ離れた、宮崎県都城市の農場に疑似患畜を確認。午前9時、第4回口蹄疫対策本部開催。以下、官房長官記者会見を引用。

昨日、小川勝也補佐官を現地入りさせて、今日、篠原農水副大臣は、既に10時45分に現地に到着をしておるようであります。それから、警察庁からは160名を今まで派遣をしておったようですが、今朝、140名、更に増派を決定いただいて、その行動に入っていただいております。それから、消毒ポイント、これは高速道路インター4か所、消毒マットから消毒槽に変更をすると、つまり、より良い消毒効果が出るような措置をとったと。それから国道3か所も本日から15か所に増加をして、その動きについて消毒を行なうということに国土交通省の方は既に手配済みということでございます。今回は既に正常化が確認されております「えびの市」での経験を踏まえて迅速な初動対応の言わば第1号として取り組まれるというのが、「都城」の現在の患畜の出現とその取り組みでございます。3頭はもう既に処分をされておるようでございますが、全てで208頭がその周辺にいるようでございますが、この殺処分を午前中に終了する見込みというふうに、私共のところに入ってきております。

郡司農林水産副大臣記者会見

281〜285例目の擬似患畜を確認。うち、3例は新たにワクチン未接種の3農場(宮崎市西都市・日向市)で確認。

  • 6月11日

9時半、第5回口蹄疫対策本部を開催。以下、官房長官記者会見より転載。

総理から発言がございまして御挨拶ございまして、今回の事案は従来からの発生地域である川南町周辺の発生地域が外延に広がったものであり、初動対応として迅速に殺処分・埋却を行なうことが重要であり併せて農場周辺の消毒を徹底的に行なうよう指示がございました。今回のうち、特に日向、宮崎の発生は、従来重視していた北の耳川、南の一ツ瀬川のラインを越えたものでございますが、その拡大の原因は、そもそも川南町周辺の発生地域ではまだ牛1万2千頭、豚1万9千頭が殺処分されない状態でありまして、これらの殺処分・埋却の遅れが口蹄疫の拡大の主要因であり、まずこれらの殺処分を急ぐことが、極めて肝要である。現地本部において引き続き全力を挙げる考えであることが総理から挨拶されました。農林水産大臣からは、いすれの事例についても、昨夜から処分・埋却に着手しており、本日中にも処分を終える予定で取り組んでいる。感染拡大防止のため、通行車両等の消毒を強化している。三つ目、感染の北上及び南下を防止するため、日向市においては国道10号線、宮崎市及び西都市においては主要地方道に消毒ポイントを設置するとの報告がありました。これらの報告を受けまして、本部においては、口蹄疫について、危機管理上の重要な課題として菅内閣として、断固たる決意をもって対策に取り組んでいくことについて申し合せをいたしました。

山田農林水産大臣記者会見

286例目、287例目の疑似患畜を確認。

  • 6月12日

菅首相が宮崎県を訪問。現地視察も行なう。

288例目の疑似患畜を確認。

  • 6月13日

第14回牛豚等疾病小委員会を開催。

  • 6月14日

289例目の疑似患畜を確認。

第6回口蹄疫対策本部を開催。以下、官房長官会見より転載。

総理からは、この、いわば「国家的な危機」に対して、政府としては感染拡大の防止を第一に考え、全力でこれに取り組んでいくべきものであって、経営再建についても国が責任をもって支援しなければいけないということ、まずはそれが一つ。それから、2番目、国と県、市町が、適切な役割分担の下で作業を進めていくべきであること。3つ目、引き続き、この危機管理上の重要課題に対して、感染拡大の防止に全力を尽くしていただきたいと、こういうご発言がございました。このように総理より、とにかく、政府としては感染拡大防止を第一に考えて、全力でこれに取り組んでいくようご指示がありましたので、感染拡大の原因である患畜などを一刻も早く処分するため、私(官房長官)より6月20日までに患畜と疑似患畜を計画的に処分をする段取りをつけた旨報告をさせていただきました。関係各省に対しては、そのために必要な獣医師や自衛隊の人員の確保を関係閣僚にお願いを致しますとともに、危機管理の観点にたって、特にスピード感を持って、徹底した防疫措置を実施していくことにつき申し合わせたところでございます。また、山田農林水産大臣からは、処分に携わる獣医師や保定者の増員についての発言がございました。さらに、昨日の深夜、宮崎県西都市のワクチン接収地域以外の一農場におきまして、宮崎県が臨床症状及び飼養管理状況から疑似患畜と判断を致しました。直ちに当該農場の飼養牛33頭全頭の殺処分を開始致しておりまして、本日中には埋却を完了する予定であるという報告があったところでございます。

  • 6月16日

宮崎県東諸県郡国富町の農場(移動制限区域内・ワクチン接種区域外)において、家畜伝染病である口蹄疫の290例目の疑似患畜を確認

  • 6月17日

郡司農林水産副大臣記者会見

  • 6月18日

口蹄疫対策に226億円を予備費から追加支出することを閣議決定

山田農林水産大臣記者会見

宮崎県宮崎市の農場(移動制限区域内・ワクチン接種区域外)において、家畜伝染病である口蹄疫の291例目の疑似患畜を確認

第7回口蹄疫対策本部を開催
http://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/201006/18_p.html