民主党小林千代美衆議院議員について、鈴木宗男氏のコメント ムネオ日記より

  • 3月7日

民主党小林千代美衆議院議員が昨日一連の事件について記者会見した。小林議員本人の進退に言及しなかったことでマスコミは批判的な論調記事、ニュースになっているが、一方的な作り、流れは公平ではない。北教祖からの政治資金について、小林議員は何も知らされていないし、本人は一円も触っていない。知らない話を責めるのは酷ではないか。

よく進退について話題になるが、国会議員の首は国民の判断である。次の選挙で審判が下されるのである。マスコミにも国会議員にも国会議員の首を取る権限はないのだ。

小林議員は連座制の問題も抱えているが、これも小林議員の知らないところで行われていたと聞かされている。小林議員本人が全く知らない事まで、連座制に問われるのは、これまた公平、公正ではない。

事の成り行きを冷静に見守り、結果が出てからそれぞれの立場で、言及するのが民主主義の基本でないか。個人の人権、身分に関することについての報道は、慎重の上にも慎重に、そして何よりも真実のみを国民に伝えて頂きたい。余談や予見を挟む話は必要ない。

  • 3月8日

共同通信社読売新聞社世論調査の結果が出ている。小沢幹事長は辞めるべきだ、小林千代美代議士は議員辞職すべきだという声が多いとの調査結果になっているが、一方的にリークされたり、正確でない情報で間違った政治家像が作られ、それを元にして世論調査をすれば、厳しい数字が出てくるのは当然ではないか。

小沢幹事長は、一貫して「やましいことはしていない。法に触れることはしていない。ゼネコンから不正な資金は得ていない」と国民に訴えてきた。検察が捜査をしたが、小沢幹事長の言っていたことが正しかったと証明されている。この点に一切触れていない世論調査である。

小林代議士にしても、「北教組からのお金は全く知らなかった」と述べている。知らないことに「ケシカラン!」と言うのは、あまりに酷な話である。

関連:小林議員と北教組の事件とされるものを検証をしてみた。