鉄腕バーディー DECODE:02 第7話に対しての反応 まとめ

僕の住んでいる地域では2週遅れの放送で、大分話題に乗り遅れましたが今回の話に対しての反応をまとめてみたいと思います。

肯定の意見

  • 確信犯的に作り手の意図が確実に介在しているように見え、その意図は作品を良く表現する意志であり、貶めるものでない。
  • 作画崩壊」は簡略化した中盤以降の急激な絵柄の変化を見ての事で、この手法は作画的な見方をすればアクション重視の為の手法
  • 幻(バーディーの記憶)であることを表す演出じゃないか
  • 極限まで単純化された線の織り成す像が、バーディの思念の結晶のように感じた
  • 「世界が毀れた」ことを表現する手法の一つ
  • 絵柄が違いすぎて違和感があったけど、あれだけ動けば満足
  • 原画マンの絵が尊重された

否定の意見

  • 動くけど絵が変すぎ
  • スケジュールの問題があり統一感を図れなかった可能性もある。
  • バーディーにとって失われたものという寂しさが作画のインパクトによってかき消されてしまったかも

総括

神作画とか作画崩壊というような、手放しに褒めたり、批難したりしている意見は除外しました。
主に槍玉に挙げられているカットは、ヴァイオリンがバーディーを助けに行った後の〜最下層部に転落のカットだと思うのですが、上記の肯定意見は全体を見て評価したものや、ここは良かったけど、ここはいまいち。というように一部だけを取り上げて評価を下すという見方をほとんどしていません。一方、否定派の多くは単に絵柄の問題の指摘のみのもので、具体的な批判というのがあまり見受けられませんでした。

個人的な感想

僕自身の感想を書かないのもなんなので書きますと、気になるかどうかという点で言えばほとんど気にはなりませんでした。

ただ、先に挙げたカットに関して言えば、動きやカメラワークに関して特別な面白みは感じず、もう少しバーディーの躍動感を感じられたら良かったなと、まぁあれでも充分凄いとは思いますが。戦闘シーン以外は修正されてもいいかもしれません。他は泣きの崩しが、やりたい事は分かるんだけど少し崩しすぎかなぁと思ったぐらいで、全体として酷い出来だとは思いませんでした。

騒動になっているのを見て、グレンラガン4話みたいになっているのかと思ったら、全然そうではなく、これぐらいの事で騒ぎになるのが少し不思議に思ったのが正直なところです。



この問題に関して、藤津亮太さんが意見を書いているので紹介します。
いまさらながら「DECODE02」第7話の件で恐縮です。