BSアニメ夜話「ど根性ガエル」

特別ゲストにアニメーターの本多敏行さんと芝山努さん。
ほとんど作画の話で、キャラだったり中身については少し触れる程度でした。

氷川竜介さんのアニメマエストロでは、初期と後期の絵柄の違いを比べ、息の長いアニメというのはスタッフの成長とともに絵柄も進化していくのが特長だということが語られていました。

一昔前から子供向けアニメでも完全にビジネスありきになってしまって、こういった作品は新しく出てきていません。岡田さんが、この系統を継いでいるのは「ケロロ軍曹」だと言っていて、それはその通りだと思いましたが、ケロロはたまにいい回はあるんですが全体的にアニメーションとしていまいちなのであまり好きではありません。もう3年もやってますが、別段進化もしてないですし。

ところで、最後のほうでゲストの村上隆さんが、
「最近アニメに手を出し始めたが、この世界観を再構築したいと本気で思っている。あの頃の感激をどうやってリファインできるのかをやってみたい。」
ということを仰っていましたが、TVアニメ界に進出するつもりなんでしょうか。
村上さんといえば芸術をビジネスにすることで有名ですが、そこら辺の折り合いをどうつけるのか。
今後の活動が楽しみです。