天元突破グレンラガン 第8話「あばよ、ダチ公」

脚本:中島かずき 絵コンテ:今石洋之 演出:大塚雅彦 作画監督錦織敦史
こんな展開になるのに、なんで4話とか6話でギャグ回をやってしまうのか。キャラの掘り下げが浅いので、ただ王道的なもの、スタッフがやりたかったというあしたのジョー2をグレンラガンにのせて見せられただけという感じです。
公式ブログの感想を見ると絶賛の嵐ですが、今の時代カミナのようなキャラクターが求められているのでしょうかね。カミナは今のオタクを考えると、そういった人たちから忌まれるような人柄だと思うんですが。ひょっとしたら、オタクではない違った層からの支持が多いのかもしれません。
まぁ、カミナを起爆剤として使っておいて、これからが本番ということが考えられるので、一応まだ期待はしたいと思います。次回は死を受け止める話になると思いますが、どう描くのか注目です。

感想はその場の思いつきで書くことが多いんですが、改めて考えると、あしたのジョーうんぬんは知らない人からすれば関係ないことで、画面を白くする事で、燃え尽き、命の灯火が消えたという表現それ自体は、別にいい。

結局、批判したかったのは、兄貴かっこいいでしょ?みたいな押し付けと、薄っぺらい死で安々と感動している人たち、また、それが生み出すある種の閉塞感であったと今になって思う。