ラヂオの時間

75点


三谷幸喜さん監督・脚本の作品。
昨日やっていた「みんなのいえ」は未見です。


喜劇として見れば、非常に面白い。
しかし、現実とリンクさせて見ようとすると、色々と粗があり、とんでもない作品になる。
実際1人の役者のわがままで、予定されていたものが変わるということは、
よっぽどの大物でない限りないだろう・・・と、信じている。


もし、実際にリスナーとしてあのラジオドラマを聴いたとしたら、
こちらとしては、あまりにもCM時間やらが多すぎて途中で切ってしまうであろうw
話の展開も無茶苦茶であり、まぁ、あの渡辺謙さん演じるトラックの運ちゃんみたく号泣することは有り得ないでしょうw
この映画の作品の中では、おひょいさんが一番良かったですね。
効果音を作りだす光景が面白く、無い音だって、なんとかすれば作れるんだな。
と、実際に番組制作を経験した身として、印象に残りました。
(まぁ、よっぽどじゃなければあそこまでしないでしょうが・・・w)
三谷さん自身この作品にどういうテーマを込めて、
何を伝えたかったのかということを考えると、ラジオの面白さを伝えたかったのであろうか・・・
それとも、実はラジオ制作側に向けた映画なんであろうか。
と、色々推測できるのですが、実際どうなんでしょうw