岡田斗司夫、エスカレーター問題を熱く語る

今日のGyaoジョッキー岡田斗司夫さんが東京ビッグサイトエスカレーター事故について番組時間1時間を丸々使い、体験した事や考えたことを語っていました。ブログに書いてある主張とほとんど変わっていないんですが、語っていた事を要約すると

  • いくつかのところから取材の依頼があったが、今回の場合は自分の話が編集されて両論併記という形で使われるのが望ましくないと思い断った。警察発表に違和感があった。早く原因発表をしないと駄目だという雰囲気になり、とりあえず今見えている結論を話したという風に感じたので、こちらも自分の言えることをやんと言って、そのうえでどこかがこの映像を取り上げてくれて両論併記にするのが一番いいんじゃないかと思う。最初からピックアップされて混ぜた形で取り上げられるのは良くない。
  • エスカレーターに乗っていた人の多くはプレス関係者。まず先にそれらの人が警備員に誘導され乗り込んでいった。
  • ニュース映像を見たが、あれは事故直後の映像なので1ステップに3人詰まった形になっているのではないか、自分が見た限りでは長い距離、人と人の間に隙間が出来ていた。日テレから、あれは事故直後だから寿司詰め状態になったのではないかと問い合わせがあり、「その通りです」と答えておいた。今日のズームイン!スーパーで取り上げられるかもしれない。
  • エスカレーターというのは子供がいる場合は2人で乗り、大人の場合は1人で真ん中に乗るものというのが正しい使い方だという認識があるが、そんな正しい使い方をされているのを見たことが無い。今回の場合よりラッシュ時の駅やデパートの方がもっとびっちり乗っている。1ステップに2人乗るのが駄目だというのなら、もっと早く非常停止しろよと思う。
  • 僕は今までで5回エスカレーターの非常停止を経験しているが、もっと静かに止まっている。今回のように異常な音がして、しかも逆走したのは初めて。どんな過剰な乗り方をしても今回のようになるのは明らかにおかしい。ニュースを見ると、そのことより「やはり定員オーバーが原因」という話になりつつある。
  • やっぱりオタクのイベントで起こったことだからこんな風に偏見が入ったことが言われるのではないかと考えている。運営者側の責任がゼロではないかもしれないが、「エスカレーターにマナーを守らずいっぱいオタクが乗ったから悪いんだ」「それをちゃんと管理しなかった主催者側が悪いんだ」と言うのは正直子供の理屈のように思います。大事なのは事実は事実、感覚は感覚、偏見は偏見で分けて考えるべき。自分の論拠と偏見とそれをどういう風に人に話すのかという事を混ぜないということが大人の見識だと思います。
  • あくまでもこれは自分の感想と、考え方を述べているだけで、それが事実でないと分かったらちゃんと訂正する。発言が二転三転するのは間違いをちゃんと認めるということだからいいことだ。