カイバ 5・6話「憧れの星アビパ」「筋肉質な女」

5話の映像についてはアニメスタイルでの三原三千夫さんの解説が詳しいです。

記憶ではなく、体を巡るあれこれがこの2話で描かれましたが、色々な事を考えさせられる示唆に富んだ内容でした。しかし、異性の体になるという事は規制されていないのでしょうか。だとしたら、自らの性に悩む必要も無くなるけど、快楽目的とかで女になりたがる男もいっぱい出来てしまうような。あとは記憶タワーとういものが出てきましたが、この世界にはプライバシーというものがほとんどないということになるのだろうか。

あと6話について疑問なのが、ゲルの声。体が男ならばわざわざ能登麻美子ボイスにする必要はないように思えるんですが、何か理由があるんでしょうか。全く別の声にしたほうが最後のばらしの意外性が増しますし、なにより不自然じゃないわけで・・・単にこのごついキャラが能登ボイス(笑)!という面白さを狙ったもの?

それはまぁ置いといて、本筋に関する事が6話で色々と提示されました。ネイロボディーを持つ謎の人物が、ゲルの体を使いアビパの工場とロロのタンクを爆破した。それはダダ様?の命令によるもの。

ということは、ネイロボディーの人格がネイロだとしたら、ひょーひょーはネイロではないのか?という疑問が当然出てくるわけですが、個人的推測ではどちらの人格もネイロであって、一つの記憶が二つの人格に分かれているのだと思います。
つまり、ひょーひょーはカイバとの記憶しかないネイロなわけで、それ以外のことは何も分からない状態にある。それなら、記憶タワーでひょーひょーがわざわざネイロのことを検索していた理由も説明がつきます。まぁ、あくまで推測ですが。

では一体誰が何のためにやったのか?というとポポが一枚かんでいる事は明らかなわけですが、まだ謎な部分は多いのでそれは今後の展開を楽しみにします。ただ単にポポがネイロを欲しかっただけなんてことな気もしますが。