ぼくらの 4話「強さ」

脚本:西田大輔 コンテ:山中英司 演出:はしもとなおと 作画監督:長坂寛治
コダマとその父親の価値観を全否定する話。
それにしても、バトルに迫力がない。
それは、途方もない巨大さから来るもので、地上でのカットは足しか映らないし、下から見上げるにしても股座しか見えないだろうし、バトルを映すにしてもかなり遠方から映さないといけない事等など、巨大物質の迫力を描く点では問題がある大きさなんですよね。リアル感がある大きさとなると高層ビルぐらいで、それ以上になるとリアル感が薄れてしまう。この辺は、もしかしたら分かってやっているのかもしれませんが、それにしてもでかすぎるよなぁ。と今回改めて思いました。

今回の話で、2つのロボが対峙するカットを見ると、多くのビル郡がジアースの足首ぐらいの大きさ、大体30mぐらいの高さのものばかりでした。近未来という設定もあるし、いくつか、ジアースの足(たぶん250mぐらい?)の3分の1ぐらいの高さのビルがあったほうが、迫力も出ていいのではないかと思います。低いビルばかりだったので4話では、ジアースが500m以上の高さがあるように感じられました。

他に気になったのは、操縦者達が地上の人間を気にする場面。コクピットが頭にあるとすれば、400m以上の所から下を見下ろしている事になります。そうなると、人間は豆粒どころか点ぐらいなもんで、何がどうなってるかは分からないはず。

ちょっと気にしすぎかもしれませんが、もう少し舞台設定や特技部分に気を使って欲しいですね。