"アニメとしての" 涼宮ハルヒの憂鬱の人気により危惧されること

はてブのエントリーを見て回ったんですが、批判的な意見を出している所は少ないですね。
人気のあるもの敵も多いといいますが、はてブ内だけを見るとほとんど敵はいないといっても過言ではないでしょう。2chを見てみると結構アンチも頑張っておられるようなんですが所詮2ch2chなので、こんなところで文句言ってないで表でもっと意見を表明して欲しいですね。

さて、そんなことは置いといて涼宮ハルヒはアニメ界においてもカウンター的存在です。
このアニメはリアルよりに作られていてアニメ的な表現は極力抑えられているという特徴があります。僕が前から実写化キボンヌと言っているのは、リアルに拘るならばアニメである必要性がない、実写化しろ。という意味を込めて実写化したほうが面白そうだということなんですね。
涼宮ハルヒは非常に人気が出ました。これからのアニメ界にも影響を与えるかもしれません。
しかし、僕はこのカウンター的なものがメインになってしまうと、僕が望んでいるようなアニメ業界にはならない。いや、アニメ界の未来はない!と大げさかもしれませんがそんなことを思ってしまいます。
まぁ、現状においてはその心配はないんですが、業界がみんな儲かるからといって皆が右になら習えをしたら、それこそアニメ業界の一大事。日本アニメがこれまで培ってきたものが崩れ去ってしまうのではないか。という心配があります。
ハルヒ・・・というか京都アニメーションの作品は確かに細部までこだわっていて丁寧な演出が凄いと素直に思うんですが、僕はこれが主流になればアニメの未来は薔薇色かといえば、そうではないと思うんですよね。今後京都アニメーションにはオリジナルのTVシリーズをやっていって欲しいなと思います。
いいアニメとはなんなのか、そもそもアニメであるということはどういうことなのか考えさせられる作品でした。