世界の半分を敵に回した男&汚れてしまった私

先日、「狂人三歩手前」という本を見かけタイトルに惹かれてちょっと読んでみた。そうしたら書き出しにこんな事が書いてありました。

「生きていく理由はないと思う。いかに懸命に生きても、いずれ死んでしまうのだから。他人のために尽くしても、その人も死んでしまうのだから。日本のため、世界のため、地球のために尽力しても、やがて人類も地球もなくなるのに、なぜ「いま」生きなければならないのか。なぜ「いま」死んではならないのか。私にはどうしてもわからない。」

人間、思って見ても口に出して言えないような事が多々あると思います。岡野勇さんの持論である「主張をしたら、世界の半分は敵になる」ようなことを、ブログとかではなく一冊の本で堂々と主張しています。この主張少々突っ込みどころもありますが、僕は嫌いではないです。では、なぜこの方は生きているのか?ちょっとその時お金を多く持っていなかった理由もあり買いませんでしたが、いずれ買って読んでみようと思います。
思えば、僕が高校生の時に小森まなみさん・林原めぐみさんのラジオを聞いて人生について考え始めるにいたったんですが、今ではそんな純粋さからかけ離れて、この汚れ様(笑)あの頃の純粋さはもう取り戻せない。