ノエイン 24話(最終話)「ハジマリ」

脚本:赤根和樹 大野木寛
絵コンテ:赤根和樹 安田賢司 田中孝行
演出:赤根和樹 安田賢治 田中孝行 松田清 榎本守
副監督:安田賢司


原画
井上香織 入江篤 うつのみや理 榎本結 奥田佳子 大久保宏 奥田淳 菊地康仁 岸田隆宏
高田晃 小美野雅彦 高橋裕一 中屋了 仁保知行 野崎温子 藤川太 松本憲生 松本文男
三島利佳 柳沼和良 山崎秀樹 米澤優 りょーちも / パート作画監督:関口雅浩


結局ノエインとはなんだったのか?
途中で街が燃えていて、その廃墟でユウが立ちつくしているシーンがありましたが、あれはノエインの過去のはず。じゃあ、一体なにがあったのか? ハルカを忘れたとは一体どういうことなのか? シャングリラが出きる過程がよく分からないので、納得できないことがありました。
ノエインはユウであってユウでない、観測されなかったから消えた。


「人は互いに認識しあい分かり合うことによって存在は確定する」


つまり、人とちゃんとコミュニケーションしないと、お前の存在意義は生まれないんだよ!っていう、ある意味「へたれ」へのメッセージと受け取れますが、この作品はこれと、あと未来は自分で切り開くものですよ。っていうことを伝えたかったのか?(笑)
あと、マジックサークルが消えた時、撃たれなかった郡山さんを観測して確定するって言ってたけど、消えた時内田ちゃん目瞑ってたじゃん(笑) 結局別の要因によって全時空のバランスが保たれたから、本来撃たれるはずはなかった郡山さんが現れた、もしくは想うことが観測に繋がるってのなら納得できます。
あと、時の浮浪者が誰なのか?ってのは推測として龍のトルクが実体化したものと考えられますね。
まぁ、終わりはめでたしめでたし、ということでさっぱり終わりましたね。


総評として、ノエインはここ最近のアニメの中では、作画・ストーリー・キャラと共に水準の高いもので久しぶりに次週が待ち遠しいなと思える作品でした。量子力学という着眼点も面白かったです。納得のいかないこともあったりしますが、とりあえず目を瞑っておくとしましょう(笑)
スタッフの皆さんお疲れ様でした。