梶浦由記のサウンドスケッチは一体誰に向けているのか?

CBCラジオで毎週月〜金曜日の早朝5時から放送中の、梶浦由記さんのラジオ番組。
先週と今週は梶浦さんの作品の中から、曲制作の話を交えながら2曲紹介するという内容だったんですが、これが非常に面白い。
宮崎放送でも放送されていたらしいですが、現在は知るところ放送しているのはCBCラジオのみ。
聴ける人が非常に限定されますが、聴ける人は是非録音でもして聞いてみてください。



ちなみに、この番組は普段はちょっと役に立つ雑学的な話を交えながら、梶浦さん自身の話をして曲を2曲紹介したりする番組です。(詳しくはwikiで)
梶浦さんの曲といえばバリエーションは色々ありますが基本、幻想的でダークな雰囲気を醸し出している曲が多いですね。
その中で今週聴いた中では「コゼットの肖像」の曲を紹介していて、梶浦さん自身、非常にこの作品と自分の曲の作風が合っていてやりやすかったと語っており、このコゼットの曲を聞いたことがある人なら分かると思いますが、とても早朝に聞くような曲ではありません(笑)


そこで、ふと思ったのが一体どこの層を狙っているんだ?ということ。
早朝5時に起きている人は御老人か徹夜で勉強とかしてる人、
朝早くに仕事がある人がだいたいメインになると思います。
ラジオ番組というのは基本的に時間帯によって聞いている人に合わせた番組を制作しており、例えば昼なら主婦層とか夜なら若者という感じでターゲットを設定しています。
それでいうとこのサウンドスケッチは非常にターゲットがあいまいです。
ここで考えられるのは、5時という時間帯で聞いている人があいまいだからこそ、この番組が出来ていると考えれます。またアニラジ的要素もあり一応ファンにもターゲットを絞っているということも考えられますが・・・

 
正直CBCラジオ局内でこの番組は一体どういう位置付けなのかは分かりませんが、ネットワーク拡大して、さらに放送時間拡大を望みます。
もしくは、ネットで聴けるようにして欲しいですね。