子ども手当ては所得制限は無い方が良い 宇野常寛、飯田泰之、速水健朗 3者の意見が一致

昨日放送、TBSラジオ「アクセス」に経済学者・飯田泰之さん、フリーライター速水健朗さん、評論家・宇野常寛さんが出演。ニュースランキング内の発言を文字起こし。


(速水)

景気対策っていう時に、どこにお金を配るかというところで、子どもがいるかいないかというのは分かりやすい基準だし、多少は少子化対策の効果もあると思うので、所得制限には反対です。


(宇野)

僕は、かなりリアルに3、4年以内に子どもが欲しいなと思っているので、その立場から言うと、もらえるのは助かりますし、嬉しいです。

最初から言っていた、原理原則を貫いて欲しいですよね。ただ、優等生的な発言になりますが、実現出来なかったら全く意味が無いので、財源が無いんだったら、暫定的な措置としては止むなしという立場も有り得ると思います。


(飯田)

こういうのは単純(シンプル)であることが一番大切なんです。

所得制限を設けると、「資産があって所得が少ない人も貰えるの?」とか「所得はそれなりにあるけど、財産は全く無い。貰えないのはおかしい。」みたいに、ゴニャゴニャするんですね。

なので、所得制限なんか無くして、一律で配る。その替わり、財産が沢山ある人、所得が高い人からは90年代の半ばまでやっていたように、税金を取ればいいんです。