「政府紙幣発行して、1人10万配れば景気回復」 田中秀臣氏の提言

昨日放送の、TBSラジオ「アクセス」に、田中秀臣さんが出演。田中氏の提言を箇条書きにしてまとめました。

  • 民主党の緊急経済対策はある程度効果がある
  • 金融政策を中心にやって、それを補う形で財政出動を機動的にやるのがベスト
  • 政府紙幣を発行すべき。それで政府が10万くらい現金で手渡すとか、子育て支援みたいな形で政府が方向性をつけて渡すべき。
    • 政府からお金を貰って、貯金する人と使う人は半々ぐらい。なので、お金を配れば巡り巡って、経済にいい影響を与えるに違いない。
  • マスコミでよく言われている、家計での例えは間違い。正しくは、例えば借金が10万で、収入が5万。これだけだと負債がある状態だけど、実は20万円の貯金がある。大雑把に言うと、日本の経済はそういう状態。
    • その理由は、政府の借金を持っているのは、ほぼ日本国民。つまり、日本国の資産として国債というものが存在している。バランスシートの資産と負債項目がほぼバランスしている。
  • 諸外国の事情は考えなくてよく、日銀が貨幣の供給量を増やしていけば自然と円安になる。
  • 今のままの状況が20年ぐらい続くと、アルゼンチンのようになる。長期停滞は良くないので、早めに景気回復して、税収を増やすべき。
  • 小泉政権は、ある程度借金を減らす事に成功していた。