アニメ大国の肖像 安彦良和×辻真先 今のアニメ業界についての発言

東京新聞系列紙に連載されているアニメ大国の肖像、安彦さんと辻さんの対談「ロボットアニメとは何か」の最終回より。

 頂上は高くなったけど、すそ野にはゴミがいっぱいある。見る人は、自分が見ていたのはゴミだったと気付き、より上のほうに登って欲しい。

安彦 興味が細分化された一方で、ブランド化したアニメが観客を集めるなど、アニメファンは共通の"祭"を欲している。それが無くなったら絶望的だが、それがある間は大丈夫じゃないか。