下妻物語 感想

最初持った感想は、オタク的だな〜と（笑）
話としては分かりやすい爽快友情青春ものなんですが、普通ではない。
なんか、ありとあらゆる映像演出を駆使しています。って感じで話よりもそちらに目がいきました。

いちごの過去の話は普通にやろうとすれば、ちょっとしんみりした暗い話になってしまうが軽快な演出であっさりと触れられる程度。このシーンが一番僕は好きですね。あとは、最後のけじめシーンの時の深田恭子さんの変わりっぷりが良かったですね。全体的には最初の方は少し退屈で、ギャグネタがあざとらしく感じられましたが、後半の二人で刺繍屋を探しにいったところぐらいからグンと引き込まれました。一番笑ったのは水野春夫さんの登場です（笑）

アニメ好きとして触れとかなければならないですが、卑弥呼回想のアニメはSTUDIO4℃制作でアニメーションディレクターは西見祥示郎さんという方がやられています。絵はパワーパフガールズ的で毒々しい感じが出ていて面白かったです。見ている途中で思い出したんですが音楽は菅野よう子さん。音楽がいいはずだ。

見てよかったです。この映画は外国人にもお薦めできますね。まだ未見の方は見たほうがいいですよ。