アニメ大国の肖像 第26回 大塚康生さん 今のアニメに喝!

印象に残った発言を抜き出しておきます。

いいアニメーションは、何度も見たくなる。「ああ、このシーンは面白い」と思う。
これが絵画芸術としてのアニメーションの特徴なのです。

近頃は複雑に陰をつけた作品を作っているけど、線が多くなった分、歩合制のアニメーターは枚数が描けず貧乏になった。複雑化には未来がない。絵を描く人がいないのだから。

今は本来動かすべきものを「止め絵」で豪華にして見せていて、それが受けている。
だから、アニメーションは”終わりつつある”のかもしれない。