自由主義の再検討
- 作者: 藤原保信
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1993/08/20
- メディア: 新書
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ただの専門学生がなぜこのような本を読んでいるのか?(誰も聞いていない)
と言われればまぁ、個人の好奇心とか趣味で。という感じですねぇ
読んでいる途中でウトウトしたりしましたが、なんとか読了。
自由主義がどう形成されていったのかなど・・・ 説明メンドクサイので目次でご勘弁をw
序章 自由主義は勝利したか
第1章 自由主義はどのようにして正当化されたか(資本主義の正当化
議会制民主主義の正当化
功利主義の正当化)
第2章 社会主義の挑戦は何であったか(政治的解放の限界
私有財産と疎外
市場経済と搾取)
第3章 自由主義のどこに問題があるか(社会主義の失敗
自由主義の陥穽)
終章 コミュニタリアニズムに向けて
まぁ、こんな様な内容がことこまかに解説されております。
僕自身はそれぞれの人物の思想に関してまどろっこしいと感じた所もありましたが、
入門としてお薦め。
自由主義の形成過程やらなんやらなんぞもう分かってとるわ!って人は
終章から読んでも可でしょうね。